2018年の新講座が始まりました☆

今年度の安城での子育ち講座が始まりました。今の会場での講座は今年度限りになります。いろいろなことが移り行くゆくなかで、今年度の講座では、初の試みとなります修了生講座も開講しています。先月のB1座は、夏休み中の開講となりましたので、別室を確保してお子さんと分離状態の講座を試みました。

 

講座開始前に、別室に移動するお子さん方にお声をかけて、自分の荷物を各自で手にして、別室の二階の会議室へと移動しました。会議室に入ると、お子さん方は自分の座る席を決めて座ります。なるべく、自宅での環境に近い条件になるように、配慮しながら別室でのタイムテーブルを伝えます。あとは、細かい指示出しをしなくても、各々で持参した夏休みの宿題に取り組んでいました。

 

10時から11時まで設けた学習時間内は静寂に包まれていました。かといっても、時間内の全てを宿題に費やす訳ではなく、時間内は学習する所作、姿勢を保ち過ごしていたという感じです。その姿からは、やらされている感じは全くなくて、子が自ら動いていると感じました。

 

「信頼して子にまかせる」

 

A講座で「6歳以降は、秩序を与えていかなくてはならないが、これを強制すると獲得できなくなる」とお話されますが、まさに、それだ!とお子さん方の様子から感じました。別室で学習時間を設けましたが、学習するか否かは本人にまかせました。学習することを強制しませんでした。ですが、時間内は学習する姿勢を保つことをお子さん方にお願いしました。「学習の姿勢を保つ」内容は、その子にお任せです。夏休みの宿題でも漫画でも本でも、お絵かきでも、机に向かって座っている所作が保てるのであれば、なんでも言い訳です。ですが、全く宿題を開かない、という子は、誰一人いませんでした。聞けば、持参した宿題の「ここまではやる」とか「この時間で区切りにする」とか、自分で決めたから・・と答える子がほとんどでした。

 

秩序を伝えながら、それを強制しない離れ業・・強制と指示(依頼、お願い)を分けるテクニックが、重要なんですね。新たな学びと気づきを得た出来事でした。

 

 

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