「子育ち講座について」
論」を提唱されました。30年間に渡り多くの母親へ理論を伝え、実践の様子を研究して誕生したのが「遠藤式子育ち理論」です。
講座で中心となる話
(1)子の日課の安定 (2)指示とまね (3)リビングに子ども空間
(4)子のありのままをうけとめる
私たち親は子を育てるのではなく、「子が自ら育つ」のを見守る。ただそれだけ。
遠藤氏の説く「子育ち論」は田舎にいても、都会にいても、海外にいても、家族(特に母親)がしっかり生活していれば、成り立つものです。
☆日課の安定☆
日課とは、毎日同じ行為の流れで過ごしていくこと。それが精神的にも肉体的にも一番落ち着き、成長する。(時計にはまどわされないで!)
スタートはとにかくシンプルに過ごす。子を連れまわさない。
日課が土台となり、成長していく。そして少し先の未来(生活の見通し)が見えるようになる
☆まねと指示☆
一日を「命・遊び・生活・学習」に場面区別をした上での母親の対応を区別する
遊びの場面では→「まね」で返す。
「遊び」の場面→子の自由にしてもらう。完全なる自由な空間。(現代は子が完全な自由は場所が少ないですよね。)
子が7歳前ごろまでは、正しい答えを知るより、「自分で考え、ありのままを受け止めてもらう」ことが大切です
大人はすぐに「利口」に育てたがる。答えが大切なのではなくて、子が「発していること」が大切。
いろいろな正しい知識は7歳以降にでも修復可能です。(教えの時期は7歳から)
まねで返すことにより、子の本心が見えてくる。
親も子もぶれなくなる。
生活の場面では→指示
「生活」→親が指示を出して、一緒にやる。掃除、洗濯、炊事など
※ただし、母親が出した指示に子が「嫌だといえる権利を与える」(いやだと言ってもらう、いやだといっても怒らない→怒ったら2度とやりたくない!そして強制になる。)
(いやだと子が言うこと→甘えている→甘えさせてあげるために指示をだす感覚)
「生活」と「遊び」をしっかりと区別する。「生活する」ということを考えて日々を過ごして行く。
その他の場面での対応
命の場面では「強制」(わが子の命も守ることが最重要)
学習の場面では「教える」(学習の場面は7歳以降にしか出てきません。教える人は父親が理想的)
☆リビングに子ども空間☆
子ども部屋は子が小さいうちはいりません。リビングで生活し親が視線をかけられるようにする。視線があれば集中します。
「おもちゃ空間 机上空間」 区別をつけて、棚にする。
あるものがあるべき場所にある→「片付けて~」は× おもちゃは元の場所に「戻す」
基本おもちゃ空間は親が戻す。机上空間は指示を出しながら一緒に戻す
☆子のありのままを受け止める☆
「子のありのまま」を意識する。
ここが一番の出発点であり、終わりのないもの。
過保護、過干渉には成りえないものです。
私たちも「ありのまま」で受け止めてもらえたら、安定しますよね☆
その他に
父親と母親の役割の違いと分担、父親との関わり、物質やお金との関わり、ゲームやメディアとの関わり、学校・習い事との関わりなどを子が育つ上での22年間の未来を見通した育児ができるような理論となっています。
子育ち(子)+子育て(親)=育児
育児は親と子の共同作業(コラボレーション)である
管理人 ひがしりつこ
子育ち理論とわらべうたを親子さんに伝える活動をしています☆